2011/8/11

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夏になると、なぜか、浮かんでくる詩。

明治、大正の詩人、山村暮鳥の、雲の一節。

おうい雲よ、ゆうゆうと、馬鹿にのんきそうじゃないか。

どこまで、ゆくんだ。

ずっと、磐城平の方までゆくんか。

遠いむかし。  少年時代。   野原に寝転がって、夢を見ていた、

ロマンチックな頃も、あったのでしょう。

雲を、もう一節。

丘の上で、としよりと、こどもと、うっとりと、雲をながめている。


8月 11th, 2011